- 2026年6月5日
管理栄養士だよりNo.87「オクラとなめこのあんかけ」を掲載しました
昔から健康維持に役立つ食材として親しまれてきたネバネバ食品。今回のレシピで使用したオクラやなめこの他にも、モロヘイヤ、里芋、めかぶ、納豆など、ネバネバとした強い粘性をもつ食材はたくさんあります。このネバネバは食材によって成分が異なり、オクラやモロヘイヤに含まれるペクチン、里芋に含まれるガラクタン、なめこに含まれるβ‐グルカン、めかぶに含まれるフコイダン、納豆に含まれるポリグルタミン酸(PGA)など、様々な成分が知られています。
いずれのネバネバ成分にも共通する健康効果として期待されているのが、胃腸の健康を保つ働きです。ネバネバには水分を抱えむ力があるため、便の状態をなめらかに整え、腸の蠕動運動を助けることで便通が改善されます。また、これらのネバネバ成分は人間の消化酵素で分解するのが難しいため、小腸をほとんど通過して大腸に届き、腸内細菌によって発酵されます。その過程で、短鎖脂肪酸(SCFA)と呼ばれる腸のエネルギー源が作られたり、ビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌のエサとなったりすることで、腸内環境が整うのではないかとも言われています。
管理栄養士だよりNo.18「オクラのサブジ」、No.23「里芋のグラタン」、No.65「モロヘイヤとオクラの冷製スープ」など、これまでにもネバネバに注目したレシピを掲載しています。過去の管理栄養士だよりから探してみてくださいね。

過去の管理栄養士だよりは、下記のリンクからご覧いただけます。