• 2026年5月12日

管理栄養士だよりNo.86「鶏ささみのヘルシー春巻き」を掲載しました

鶏ささみは、筋肉など身体の材料となるたんぱく質が豊富に含まれる一方で、カロリーの高い脂肪が少ない「高たんぱく・低脂質」食品です。ダイエットや生活習慣病治療のための食事制限、成長期のお子さんやスポーツに取り組む方の身体づくり、高齢者の筋力低下(サルコペニア)予防など、様々な場面で使いやすいたんぱく質補給源としてよくおすすめされます。病後の療養食や赤ちゃんの離乳食にも用いられているように、肉類の中では消化吸収が良いのも特徴です。

ナイアシン(ビタミンB3)やビタミンB6といったビタミンB群も豊富に含まれています。ビタミンB群は、糖質・脂質・たんぱく質を体内でエネルギーに変えるエネルギー代謝に必要な栄養素で、疲労感やだるさを改善する効果が期待できます。このとき、脂質の代謝が促進されることで、HDL(善玉コレステロール)を増やし中性脂肪を減らすため、動脈硬化などの血管疾患を予防する薬として使用されることもあります。皮膚や粘膜の健康を維持する効果もあり、肌荒れや口内炎用のサプリに配合されています。さらに、神経伝達や脳機能にも関与しており、不足すると認知症のような症状が起きることが知られています。

栄養豊富な鶏ささみですが、脂肪が少ないために長時間茹でるとパサつきやすく、噛みにくい・飲み込みにくいと感じる方も多いです。今回のレシピでは、水分を逃さないように電子レンジで調理し、チーズの油分でパサつきを軽減していますが、飲み込みにくい場合にはとろみのあるあんを加えてもおいしくいただけます。また、腎臓病などのためにたんぱく質制限のある方は摂取量に注意が必要です。詳しい調理の工夫やたんぱく質量などについては、ぜひ管理栄養士にご相談くださいね。

過去の管理栄養士だよりは、下記のリンクからご覧いただけます。

/https://yonedanaika.com/tayori_eiyou.html

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